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2007年05月15日
馳星周
馳星周さんは、ここ数年間でもっともお気に入りの作家さんです。
有名なデビュー作「不夜城」から入りましたが、次作「不夜城Ⅱ」でとんでもない変貌を遂げます。私は「同じ作家か?」と思いました。
馳さんが予ねてより推薦しているジェームス・エルロイなどのいわゆるノワールと言う作風になったようですが、専門的なことはわかりません。ただとにかく面白かった。
好きな作家さんはたくさんいるのですが、私にとってページをめくったら最後、結末を読むまでその本が全ておいて最優先項目となる作家さんは、フレデリック・フォーサイス、阿佐田哲也、池上永一、馳星周の4人です。
他の3人は既に全作読破しておりますが、馳さんの本はいいテンポで文庫が発刊されていたのでハード本はずっと我慢しておりました。が、先日堪え切れず買ってしまいました「不夜城Ⅲ」。こうなると堰が崩壊したがごとく残りを全て買ってしまい、現在は「楽園の眠り」と最新刊「トーキョー・バビロン」の2冊を読み残すのみです。

ところでたまたま、ネットの書評をチラチラ見ていたのですが、熱狂的な馳ファンである私のような人間に反して、結構辛口の評が出ていましたね。中でも一番多いのはマンネリ化ですかね。まあ、確かに、そうかなぁ。特に「虚の王」あたりから同じ感はありますよね・・・。でも、不夜城から始まって不夜城Ⅱ、夜光虫、漂流街なんてのは、もう寝る時間を削った記憶があります。短編も良いし。だから良いんです、書評なんか。まあ、確かに新しい感じも欲しいですがね。「不夜城Ⅲ」も寝る間を削るほどにはなりませんでしたし、「トーキョー・バビロン」の帯に「新たなステージへ」の文字が躍っていますが、書評ではもう一つみたいですね。それでも、これからの馳星周に期待をしています。
投稿者 mars_ohsawa : 2007年05月15日 20:27