2009年12月07日
狭いです!

間口5m奥行き30mという典型的な「うなぎの寝床」敷地に6階建てのテントビルを建てております。しかも場所は高円寺パル商店街、アーケードです。
現在は難工事の目玉、鉄骨の組み立て中。計画当初から構造の選定で揉めに揉めましたが、結果的に鉄骨に決定。建て方の技術が業者選定の条件になりました。狭い間口いっぱいに大型クレーンを押し込み、パズルを組み立てるように奥から組んでは手前に逃げる、という作業を繰り返しています。間口狭のためアームが寝ることがほとんどなく、垂直にあがった形でクルクル回っている姿は象の鼻を垂直に上げて縛っているようで、見ていて辛くなります。さらにただでさえ難しい敷地状況だというのに狭い間口を生かすため、手前のラーメン幅が一段と狭くなっており、施工側から「意地悪してんのか?」と文句をつけられてもおかしくない構造計画になっております。申し訳ないです。でも全て意味がありますのでご容赦ください。
ちなみにこの現場は阿波踊り関係者には馴染みの深いお蕎麦屋さん「秀月」の立替工事です。夏から初まった現場ですが、着工してからの反響は知り合いが多いだけに大きく「お前んとこがやんのか」とか「出来んのいつだ?」とか「どうなんの?」などしょっちゅう問い合わせがありました。中でもひどかったのが私の所属する飛鳥連の連中。高円寺の本祭時は日中ここで食事しながらお酒を引っ掛けるというのが通年の決まりごとになっておりまして、申し訳ないので事前に皆に言っておいたのです。が、困った人たちというのはいるもので、人の話を聞いていないのか、はたまた勝手に体が動くのかわかりませんが、しっかりと店の前まで行ってから「あれれ店がない!」と騒ぎ立てたのです。当然看板には私の名前があるわけで思い出したようにクレームの電話がなります。「困るんだけど!」「なぜ本番が終わってから着工にしないんだ!」知らないって。
投稿者 mars_ohsawa : 2009年12月07日 20:44